思案すべきか引くべきか、増やすべきか
2009年12月8日 TCG全般 コメント (2)
※注意※ 以下の文章は考察結果ではありません。
1枚目の画像(以下表1)は、60枚デッキに含まれるフィニッシュカード枚数(X軸)と、カードをドローした枚数(Y軸)に対し、フィニッシュカードが手札にくる期待値を計算しています。
ドロー枚数が5枚からはじまっているのは、先攻ダブルマリガンまで想定している為です。
フィニッシュカードと思案またはエスパーの魔除けや予言、急使の薬包のような2枚ドローできるカード(以下2ドローカード)を組み合わせた場合のフィニッシュカードに到達できる確率について考察する為の表です。
正確に計算する式を考えるのが面倒だったので、計算式ではなく、強引に表を読んで解決します。
思案をプレイすると(3枚先を見た後にシャッフル可能で更に1枚と考えことができる為)一時的にドロー(Y軸)を+3(シャッフル時は+4)することができます。
しかし、シャッフルしなかった場合は2ターン先まで毎ターンその効果が-1されていき、それ以降はドロー(Y軸)を+1しているだけです。
3枚中1~3枚が不要カードで、思案のシャッフルや有効カードを引き切った際、フェッチランドを起動しシャッフルすることにより、不要カードをスキップすることもできますが、シャッフルした直後にドロー(Y軸)を+1した状態になります。
この為、フィニッシュターンであれば+3と考えても良いですが、そうでなければ+1と考えます。
2ドローカードをプレイすると、ドロー(Y軸)を+2することができると考えます。
まず、思案と2ドローカードを1枚も入れずカードを引ける期待値は表1の通りです。
2枚目の画像の左側(以下表2-1)は、60枚デッキに含まれる思案(キャントリップ+1扱い)の枚数(X軸)と、カードをドローした枚数(Y軸)に対し、ライブラリを掘り進めることができる期待値です。
右側(以下表2-2)は、同じく2ドローカード(+2)でライブラリを掘り進めることができる期待値です。
表2-2は単純に表2-1の数値を2倍しているだけです。
実際には2ドローカードで1枚しかドローしないことはありえない為、2ドローカードのみの場合は表2-1から補正します。
フィニッシュカードの枚数を減らさずに、別枠で思案やドローカードを入れた場合は表2-1と表2-2で該当する期待値を合計し、表1のY軸を進めます。
例えば、フィニッシュカードを8枚の場合、先攻ノーマリガンで5T目にフィニッシュカードを引いている枚数の期待値は、ドローが初手7枚+4枚の11枚なので1.47枚です。
加えて、別枠で思案が4枚入っている場合、11枚の値は0.73でほぼ4回に3回は1枚キャントリップしている計算になり、表1で1枚分ドローを進めて12枚と考えると1.6枚になります。
もっと遅いフィニッシュターンであれば、表1で1~4枚分ドローを進めた位置まで見ます。
思案ではなく2ドローカードが4枚入っている場合、思案と同じく表2-1を見て0.73なので表1で2枚分ドローを進めて13枚と考え、1.73になります。
思案2枚、2ドローカード2枚入ってる場合、0.37(表2-1参照)+0.73(表2-2参照)=1.1で表1で1枚分ドローを進めた位置を見ます。
上記を応用し、一定の枠でフィニッシュカードと思案や2ドローカードを入れる比率について比較検討することが目的の表です。
例によって例の如く、嘘やおかしいことが書いてあったら突っ込み大歓迎です…と書きたいところですが、思考の方向性がおかしい可能性が否定できません。
1枚目の画像(以下表1)は、60枚デッキに含まれるフィニッシュカード枚数(X軸)と、カードをドローした枚数(Y軸)に対し、フィニッシュカードが手札にくる期待値を計算しています。
ドロー枚数が5枚からはじまっているのは、先攻ダブルマリガンまで想定している為です。
フィニッシュカードと思案またはエスパーの魔除けや予言、急使の薬包のような2枚ドローできるカード(以下2ドローカード)を組み合わせた場合のフィニッシュカードに到達できる確率について考察する為の表です。
正確に計算する式を考えるのが面倒だったので、計算式ではなく、強引に表を読んで解決します。
思案をプレイすると(3枚先を見た後にシャッフル可能で更に1枚と考えことができる為)一時的にドロー(Y軸)を+3(シャッフル時は+4)することができます。
しかし、シャッフルしなかった場合は2ターン先まで毎ターンその効果が-1されていき、それ以降はドロー(Y軸)を+1しているだけです。
3枚中1~3枚が不要カードで、思案のシャッフルや有効カードを引き切った際、フェッチランドを起動しシャッフルすることにより、不要カードをスキップすることもできますが、シャッフルした直後にドロー(Y軸)を+1した状態になります。
この為、フィニッシュターンであれば+3と考えても良いですが、そうでなければ+1と考えます。
2ドローカードをプレイすると、ドロー(Y軸)を+2することができると考えます。
まず、思案と2ドローカードを1枚も入れずカードを引ける期待値は表1の通りです。
2枚目の画像の左側(以下表2-1)は、60枚デッキに含まれる思案(キャントリップ+1扱い)の枚数(X軸)と、カードをドローした枚数(Y軸)に対し、ライブラリを掘り進めることができる期待値です。
右側(以下表2-2)は、同じく2ドローカード(+2)でライブラリを掘り進めることができる期待値です。
表2-2は単純に表2-1の数値を2倍しているだけです。
実際には2ドローカードで1枚しかドローしないことはありえない為、2ドローカードのみの場合は表2-1から補正します。
フィニッシュカードの枚数を減らさずに、別枠で思案やドローカードを入れた場合は表2-1と表2-2で該当する期待値を合計し、表1のY軸を進めます。
例えば、フィニッシュカードを8枚の場合、先攻ノーマリガンで5T目にフィニッシュカードを引いている枚数の期待値は、ドローが初手7枚+4枚の11枚なので1.47枚です。
加えて、別枠で思案が4枚入っている場合、11枚の値は0.73でほぼ4回に3回は1枚キャントリップしている計算になり、表1で1枚分ドローを進めて12枚と考えると1.6枚になります。
もっと遅いフィニッシュターンであれば、表1で1~4枚分ドローを進めた位置まで見ます。
思案ではなく2ドローカードが4枚入っている場合、思案と同じく表2-1を見て0.73なので表1で2枚分ドローを進めて13枚と考え、1.73になります。
思案2枚、2ドローカード2枚入ってる場合、0.37(表2-1参照)+0.73(表2-2参照)=1.1で表1で1枚分ドローを進めた位置を見ます。
上記を応用し、一定の枠でフィニッシュカードと思案や2ドローカードを入れる比率について比較検討することが目的の表です。
例によって例の如く、嘘やおかしいことが書いてあったら突っ込み大歓迎です…と書きたいところですが、思考の方向性がおかしい可能性が否定できません。
コメント
当方、ゼロックス信者でして今回の日記や過去の日記を興味深く読ませていただきました。やっぱり軽量ドローが2枚あると土地を1枚減らしても良い気になりますよね。
公式大会ではスタンダードしか出れませんが《思案》は良いカードだと思います。
大会初心者の戯言日記ですが、よろしくお願いします。
ゼロックス理論については「MTG覚書」さんに詳しい考察記事がありますので、未読であればそちらをが参考になると思います。
《思案》は良いカードなのですが、コントロールデッキで荒廃稲妻に対抗するには、ライブラリ操作をしてキャントリップするよりも2枚ドローした方が良さそうな気がします。