ワールドウェイク シングル価格考察
2010年2月7日 TCG全般《精神を刻む者、ジェイス》と《深淵の迫害者》のシングル価格が凄いことになっている。
今日(2/7)見て回った秋葉原のショップで両方共4,500円オーバーの価格で、《深淵の迫害者》は4,000円オーバーの買取価格をつけているショップまであった。
2トップの下は《忠告の天使》が1,000円前後、《竜使いののけ者》、《忍び寄るタール坑》、《怒り狂う山峡》あたりが800円前後と恐ろしい価格格差である。
この次のグループで500~600円前後の価格をつけているのはその他のレア土地を入れて10種類程。
他は軒並み400円以下で、とても残念な価格のレアが多い。
そこで、この2トップが妥当な値段であるのかPackの店頭価格から考察してみた。
ワールドウェイクは神話レア10種類とレア35種類なので、80Pack買うと神話レア1セットとレア2セットが揃うと仮定する。
※大量にPackを開けると平均でこのくらいになるはず。
店頭価格が330円/Pack程度なので 330円 × 80 = 26,400円
※1BOX(36Pack) 11,880円
80Packから出たアンコモン・コモン・土地・トークンの価格4,000円と仮定すると、神話レア1セットとレア2セットの価格22,400円
《精神を刻む者、ジェイス》、《深淵の迫害者》、《忠告の天使》で10,000円
残り7種類の神話レアで3,000円と仮定すると、レア1セットの価格4,700円
需要が高そうなレア土地5種類で2,800円と仮定すると、この時点でパック売りとの差額1,900円
残りのレア30種類を独自にリサーチし設定した価格6,000円
※上記は全て最低に近い価格で計算している。
80Packを開けてシングルを整理する時間を約1時間、人件費2,000円と仮定するとショップの利益2,100円
※6,000円 - 1,900円 - 2,000円 = 2,100円
あとは運が良ければFOILカードで利益が出せる。
実際はPackを開けたシングルが均等に売れたり、アンコモンとコモンが全て都合良く捌けるなどということはない為、デットストックが増え(既にこれ以上落ちる余地がなさそうなレアもあるが)残念なレアはもっと残念な価格になる。
そうなると、売れ線レアの値段を更に上げないとシングルの利益が出せなくなる。
※高額レアの買取価格も上げなければいけなくなるので、ショップ側はリスクが増加し利益が減少する。
以上の理由から《精神を刻む者、ジェイス》と《深淵の迫害者》の高値はワールドウェイクのシングル価格を見ると仕方ないという結論になる。
ワールドウェイクで値上げして放っておいても売れそうなカードは《精神を刻む者、ジェイス》と《深淵の迫害者》なので、2トップの価格は更に上昇する可能性がある。
新しいデッキが生まれ、ゼンディカーで《エルドラージの碑》が値上がりしたような事態が発生すれば2トップから圧力が分散され多少は値下りする可能性もあるが、《悪斬の天使》が高値の前例を作っている為、今後の需要と供給のバランス次第で同程度まで値上がりする可能性はあると考えている。
今日(2/7)見て回った秋葉原のショップで両方共4,500円オーバーの価格で、《深淵の迫害者》は4,000円オーバーの買取価格をつけているショップまであった。
2トップの下は《忠告の天使》が1,000円前後、《竜使いののけ者》、《忍び寄るタール坑》、《怒り狂う山峡》あたりが800円前後と恐ろしい価格格差である。
この次のグループで500~600円前後の価格をつけているのはその他のレア土地を入れて10種類程。
他は軒並み400円以下で、とても残念な価格のレアが多い。
そこで、この2トップが妥当な値段であるのかPackの店頭価格から考察してみた。
ワールドウェイクは神話レア10種類とレア35種類なので、80Pack買うと神話レア1セットとレア2セットが揃うと仮定する。
※大量にPackを開けると平均でこのくらいになるはず。
店頭価格が330円/Pack程度なので 330円 × 80 = 26,400円
※1BOX(36Pack) 11,880円
80Packから出たアンコモン・コモン・土地・トークンの価格4,000円と仮定すると、神話レア1セットとレア2セットの価格22,400円
《精神を刻む者、ジェイス》、《深淵の迫害者》、《忠告の天使》で10,000円
残り7種類の神話レアで3,000円と仮定すると、レア1セットの価格4,700円
需要が高そうなレア土地5種類で2,800円と仮定すると、この時点でパック売りとの差額1,900円
残りのレア30種類を独自にリサーチし設定した価格6,000円
※上記は全て最低に近い価格で計算している。
80Packを開けてシングルを整理する時間を約1時間、人件費2,000円と仮定するとショップの利益2,100円
※6,000円 - 1,900円 - 2,000円 = 2,100円
あとは運が良ければFOILカードで利益が出せる。
実際はPackを開けたシングルが均等に売れたり、アンコモンとコモンが全て都合良く捌けるなどということはない為、デットストックが増え(既にこれ以上落ちる余地がなさそうなレアもあるが)残念なレアはもっと残念な価格になる。
そうなると、売れ線レアの値段を更に上げないとシングルの利益が出せなくなる。
※高額レアの買取価格も上げなければいけなくなるので、ショップ側はリスクが増加し利益が減少する。
以上の理由から《精神を刻む者、ジェイス》と《深淵の迫害者》の高値はワールドウェイクのシングル価格を見ると仕方ないという結論になる。
ワールドウェイクで値上げして放っておいても売れそうなカードは《精神を刻む者、ジェイス》と《深淵の迫害者》なので、2トップの価格は更に上昇する可能性がある。
新しいデッキが生まれ、ゼンディカーで《エルドラージの碑》が値上がりしたような事態が発生すれば2トップから圧力が分散され多少は値下りする可能性もあるが、《悪斬の天使》が高値の前例を作っている為、今後の需要と供給のバランス次第で同程度まで値上がりする可能性はあると考えている。
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